TaylorMade RESCUE 2001 9W
これはゴルフ仲間からの依頼品。
既に、3W・5W・7W は完成して納品済み。
納品済みも含め、クラブは持込では無く、仕入れてからの「リメイク依頼」。
この RESCUE は年代物なので数は多くなく、ましてや 9W は少ないし、
シャフトを指定されると更に選択数も少ないのです。
まっ!私の RESCUE を観て
「これと同じにして!」 からの始まりなんですけど・・・。
今回の 9W の程度は観ての通り。
研磨し過ぎると原型が崩れるのでギリギリまで研磨しました。
こんな所で勘弁して貰います。
ヘッド研磨 ・ スコアーライン・ソールの色入れ ・
シャフト磨き ・ グリップ交換 ・ ソケット仕上げ。


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Ⅹ‐14 のフェースを開くと、リーディングエッジが浮くので、
ソールを研磨する事にしました。
ソールにマジックを塗り、干渉している場所を確定します。
極端に研磨しなくても、ポイントを見つければソールの形状を崩さなくても
リーディングエッジが浮かない状態になります。
ソールの形状が、チョイト違うのが分かりますか?


Callaway Ⅹ‐14 リメイク
フェースの研磨。
深い傷も無く、比較的簡単に傷も取れ粗研磨完了。
これから、研磨目を取る為に数回の研磨が有りますけどね!
ヘッド材質は、SUS 630(17-4ステンレス)。
ヘッド製法は、「ロストワックス精密鍛造」。との事なんですけど、
「ロストワックス」て? 「鋳造」のような製法ですよね~。
形を作ってから・・・。 「鍛造」するの・・・? ん・・・?
「ロストワックス」で完成したヘッドを再加熱して、
型に入れて鍛造する。て事なの・・・?
「精密鍛造」とは、鍛造時のバリがでないから。なの?
この鍛造で組織だけを変えるのが目的なの?
なら、最初から「鍛造」にしないの? 「SUS 630」だからなの?
ま!良いか。


さーてと。 ちょいと遊び心で、この汚れて・傷だらけの Ⅹ‐14 を
リメイクして綺麗にしちゃいましょう!
これで L (ロブウエッジ)が完成すると #5からの9本のクラブになるんです。
① Ⅹ‐14 は、リーディングエッジが浮くのでソールを研磨。
② ヘッド全体の傷を研磨。 (フェース・バックフェース・ソール・ネック)
③ フェースのサンドブラスト。
④ 番手・スコアーラインの入色。
⑤ シャフト交換。
時間を掛け楽しみながらクラブに命を復活させちゃいましょう。
それにしても このクラブ。 傷だらけだな~。 挫折せず完成できるかな?


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