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スクエアアンサー
最近、KITADAさんへの問合せが増えてきたスクエアアンサー(SQA)。
前回のヘッドのみの状態からフェースを切削し、トップブレードにラウンドが付いてます。
今回は「溶接」。スクエアアンサー(SQA)のクランクネックの溶接なんですけど電気溶接や普通のガス溶接ではないんです。ここからは一番分かり易いganrefさんの文章を勝手に使わせて頂きます。
「この溶接はTIG溶接という技術が使われています。
今ではエンジンや、マフラーなどにも使われていて、熱に強いタングステン電極(T)(を持ち、その周囲に不活性ガス(イナートガス,I)を流して溶接する方法だそうです。溶接箇所に酸素(空気)がなく、材料が酸化されないため、ステンレス鋼やアルミニウム合金の溶接ができるのが最大の特徴ということです。ネックを一見してわかるように非常に美しい溶接痕であり、確かな技術力が垣間見れるかと思います。」
分かりやすいでしょ!それにしても溶接跡がとても滑らかで綺麗です。素人では同じTIG溶接をしても凹凸が出てボコボコになってしまう事でしょう。 KITADAさんから「TIG溶接」を聞くまで知らなかった言葉でしたし、この溶接はネックを90°曲げても取れないとの事です。
次回、この溶接跡がどのようになるのかな・・・。
続きはこちら↓
TPA18 DLC 【Diamond like carbon】と、TPA18 【ガンブルー】の比較画像。
ネックセル(ソケット)が付いている方がDLC 【Diamond like carbon】。
これなら晴れのラウンドでも問題無く使用可能。
DLCて、どんな感じかと言うとガンブルーに「錆止めオイル」を塗っているような輝き。
写真のガンブルーはオイル塗っていない状態ですけど・・・。
*DLCの表面は「サラッ」では無く「シットリ」しているのでウエッジに施工したらスピン性能が向上しそう!
DLC 続き
フェースバランスにするには、シャフトの延長線がフェース面の重心位置になるようにすればフェースアングル(重心角)が無く、フェース面が上を向くパターの事でしたよね。 違っていたらゴメン。
フェースバランスは、慣性モーメントが上がるのでミスヒットしてもヘッドがブレにくくなる反面、ミスヒットしてもミスヒットが分かりずらい欠点もありますよね。
スクエアーアンサーをフェースバランスにする場合の「ネック位置」を探ってみました。
クランクネック1本分中央にすればフェースバランスになりそう?ですが真上から見たらどーなでしょう?
他の方法は、ネックの位置をヒール寄りにしてロングネックにする。ホーゼル角度や位置を合せてトリプルベントシャフトを入れる等がありますけれど、やはりスクエアーアンサーならセンターネックが一番良さそう。かな?
あ!思い出した。以前、ショップでパター購入しようと思い「このパターはフェースバランスですか?」と問合せしたら、何と回答が・・・。「全体バランスです!」て・・・。 ん・・?全体バランスて何??。我に帰った私は即!。あ!分かりました。 切りました。 もちろんこんなショップでは購入できませんから・・・。
チャーリーさん。覚えていますか?この話。(笑)
スクエアアンサー
スクエアーアンサー(KITADA CPM01K)の本体とクランクネック。 材質はSUS303。
このネックは置いているだけなんです。高精度の証! これから溶接するんですけど・・・。
写真は私の希望の位置なんです。ネックの位置はどの場所にも溶接可能です。
もちろんレフティーの方にも対応できるんです。
でもね! 最後の写真はダメでしょう・・・。
スクエアーアンサー・続き