TPA-18 GUNMETAL (砲金) CNC ④
TPA-18 GUNMETAL (砲金) CNC画像 ④
今回で4回目のCNCの画像です。
切削箇所が変わって、3枚目まではネック廻り。
ネック穴ですが、 ピッタリ! ネックのセンターに切削されているのはもちろん。
とても綺麗な内部で、底面は直角になっています。
シャフト組付け時のガタ付きなんてありません。
4枚目からは、ソールスリットですが、丸鋸で ガーッ! かと思っていましたが、
エンドミル? で切削するとは!! 折れちゃいそうな細さです。
KITADAさん。 より解説! 頂きました~。
1枚目と2枚はソケット部の外形を削っています。
この部分を削るときは治具を使ってライ角をつけなながら削ります。
この方法だとほぼ真円に加工することが出来ます。
プロファイリングで削ることも試しましたが時間がかかるだけで
真円度は遥かに劣るのでこの部分は円弧切削でやっています。
3枚目はドリルで穴開け、アルミや銅合金はバッシングドリルを用いて穴を開けます。
こいつで明けるとものすごく綺麗で高精度な穴が開きます。
4枚目5枚目はエンドミルでスリット加工です。昔は丸鋸で入れていましたが
バリが多くて綺麗な溝にならないので現在ではエンドミルによる加工で入れています。
画像では止まって見えますが20000rpmの回転で削っています。